2011年11月8日火曜日

バランスの取れた食生活

先日風邪をひいてしまい、内科にお世話になった。
最近慢性的に身体がだるいような気がしていたので、良い機会だと思い、ついでに血液検査もしてもらうことにした。
そして先週結果が出たのだが、尿酸値が高いというお話だった。
私はそこまで年がら年中ビールや酒を飲んでいる人間ではないので、原因としては肉や脂、レバーなどの過剰摂取(大好物である)、野菜や果物をほとんどとらないこと、などが考えられると言われた。要するに偏った食生活を改善するようにと言われたのだ。

社会においては圧倒的に若者ポジションであるが、もうこの有様である。好物を食べてしまうのはしかたがないにしても、やはり野菜をとらないのは問題である。いや、今回の検査結果が出る前から頭の片隅に問題意識はあったのだが、現実的に考えて改善不可能だったのである。スーパーが開く前に出勤し、閉まってから帰宅という生活だと、ほぼ必然的に某牛丼チェーンのお世話になってしまうのだ。(料理はかなり好きな方なのだが、食材を買う時間もなく、色々作っていると睡眠が取れなくなってしまうため、最近はあまり自炊できていなかった。)

しかし、本当にこれではまずいと思い、半ば強制的に食生活を改善することにした。あのワタミグループが運営している『ワタミタクショク』なる弁当配達サービスに申し込んだのだ。高齢者や食生活を改善したい人のために、バランスのとれた品数の多い弁当を提供してくれるサービスである。(というように私は理解している。大体あっているはずだ。)

私が注文したのは『まごころ御膳』というコースで、これは4〜5種類のおかずとご飯という内容の弁当である。そして、昨日一回目の弁当が届いた。

献立は
・豚肉のデミトマトソース
・大根と鶏肉の煮物
・きゅうりとしらすの酢の物
・キャベツのしそひじき和え
・ご飯

といった内容である。
結論から言うと、大変おいしゅうございました。一人暮らしでいくつも品数を作るのは難しいので、一食540円でこれが食べられるのは素晴らしいの一言である。頼めば保冷バッグで玄関に置いておいてくれるので、家にいない時でも受け取ることができる。

今後継続していくかはまだわからないが、とりあえず今週は毎日このクオリティの食事ができると思うと、自然と心が躍るのである。

やはり食事は大事である。その日のエネルギー源であることは当然であるが、おいしいものを食べることは精神にも良い影響を与えると思う。現代人の生活は多種多様であるが、昭和以前の日本の食生活、生活習慣、家族のあり方、社会の仕組みなど、もう一度ちゃんと見直してみてはどうだろう。何か大切なヒントが隠されているような気がするのだ。

2011年11月5日土曜日

”良質な”音楽

私は個人的に音楽に対して”良質な”という言い方をするのには反対であった。
いや、反対というか感覚的にあり得ない気がするのだ。ワインや木材なんかじゃあるまいし、音楽という絶対的な基準を持たない創造物に良質も何もないじゃないか、というとても曖昧な根拠に基づいたものである。良質云々と言っている評論家やミュージシャン達に対しては、あなたは一体何様だ!?くらいの気持ちがあった。
しかし最近その考えも見直さなければならないなと思い始めた。昔の名盤を聴くと、明らかに”良質”なのだ。
どのジャンルの曲が優れている云々という話では決してない。レコーディングが何度もやり直しがきくようになってしまってから、音楽の質は低下した。単純な話である。アレンジを練りに練って、リハーサルを重ねて、最後まで通して高いクオリティで演奏しきった録音と、細切れのパーツをただ張っただけのもの、前者の方がいいに決まっている。録音という行為は基本的には作業である。レコーディングの前にクリエイティブな部分は練り終わってすべて決めてあり、それを記録媒体に焼き付けるだけ。ギリギリ足りるか足りないかというレベルの素材を取り終わった後練ったところで、設計図のしっかりと作り込まれた音楽に比べるとどうしても細部の整合性等々が劣ってしまうように感じる。
人間が何かを成し遂げる際、ある程度の制約や負荷があった方が、飛躍できるのだと思う。デジタルレコーディング技術は便利だ。問題は、どうやってそれをアナログライクに使うか、であると私は思う。

2011年11月2日水曜日

オークション再び

夏にオークションを集中して行っていた期間があったが、その後しばらく忙しい日々が続き、出品できないでいた。先週久々に時間が取れたのでいくつか出品し、今日全ての商品の発送が終わった。
慣れてきたと思ったらあり得ないミスを犯したり(苦笑)と、中々波乱に富んだ今回のオークションであったが、確実にノウハウを蓄積することができた。今年中はもう少し色々試して、来年からは徐々に規模を大きくしていこうか、などと考えている。
備忘録的な話になるが、はこBOONというヤマト運輸と伊藤忠商事がやっている宅配サービスをよく利用しているが、その箱のサイズに関して、今日は収穫があった。大きさの上限はあるのだが、下限というかどの程度小さくても大丈夫なのか?というのが最近の疑問であったのだが、要するに伝票が貼れればよい、ということであった(箱の角で折って二面にまたがっても)。


話は変わるが、最近まさに何でも屋家業が盛況で、音楽関係を中心に色々な話が回ってくる。某楽器店とのジョイントイベントでも割と動き回っていて、今培っている人脈等々がきっと将来への糧となるのだと信じて走り回る日々である。あまり一つ一つの仕事の意味を考えず、かといってやみくもにやるのではなく将来設計をきちんとして、少しずつ消化していきたい。
精進あるのみである。